スポイチ編集長日誌

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除湿剤を放置したら水がこぼれて大変なことになった件

私の部屋の隅の尼段ボール地帯の奥底で、数年放置されていたと思われる除湿剤の容器が破裂していました。
今回は近くにあったのが段ボールだけでしたが、段ボールはシミが酷いので処分しました。段ボールの内部のものにまでは被害が及んでいなかったのは不幸中の幸いでしたが、絨毯の拭き取り作業が結構大変でした。
除湿剤からこぼれた水の後始末が大変だったので、今回はお部屋や押入れの眠り爆弾・遺棄地雷にもなりかねない除湿剤の中の水がこぼれた場合の対応を調べてみました。

湿気の多い部屋や押入れ・下駄箱などに必須と思われている除湿剤。
いろんなタイプがありますが、プラスチックの容器の上部に除湿剤が入っていて、容器の下部に水がたまるタイプは安価に売られているので、梅雨時などに部屋の隅や押入れの中に設置して使っている人も多いことでしょう。
このタイプの使用期限はせいぜい1~3ヶ月程度なので、梅雨時に設置していたとしたら、今頃はそろそろたまった水がいっぱいになって交換の時期を迎えている家庭も多いと思います。

ところが、水がいっぱいにたまってしまった除湿剤の容器を放置しておくと、何かの拍子に倒れたり、あるいは容器上部の紙が破れたりして中の水がこぼれ、周囲が水浸しになってしまうことがよくあるようです。

除湿剤の水がこぼれた場合、その水はなかなか乾かないため、放置しておくと絨毯や床や壁などが腐ったり、カビの発生錆びの原因になります。
これは、除湿剤の容器にたまる水はただの水ではなく、塩化カルシウムの溶液であるため、そのままでは水蒸気に戻りにくく自然には乾燥しないためです。除湿剤の役割は空気中の湿気を捕まえて水にしてためることなので当然といえば当然ですが。
よって、除湿剤の水をこぼしてしまったら根気よく確実に拭き取っておく必要があります。
方法については、ここのPDFに書いてありますが、ひたすら水拭きと乾拭きを何度も繰り返すことです。カーペットなどにこぼれた場合は大変ですが、塩化カルシウムの成分が残っていると、いつまでも湿気を吸ってジメジメし続けるため、カビの原因にならないように根気強く繰り返し拭き取る必要があります。
また、溶液は手などに付着すると肌荒れの原因にもなるため、作業後にはよく手を洗うことも重要です。

そしてさらに厄介なことに、除湿剤の中にたまる水は、触れた金属を猛烈なスピードで腐食させます。
そのため通常の処分時にも、下水管を錆びさせることを防ぐため、大量の水で洗い流す必要があります。
うっかり容器の水をこぼした場合も、金属に触れないように、また万一金属に付着してしまった場合はよく拭き取って防錆対策をする必要があります。
押入れの中などでいつの間にか水がこぼれていて、金属製品などが溶液まみれになって数日気がつかなかったらもうサビサビでアウトです。
除湿剤容器を設置する場所の周囲には、金属製品を置かないことが望ましいでしょう。

恐ろしいのは、古くなった除湿剤の中には、処分せずに放置しておくと規定量以上にどんどん水がたまりつづけて容器がパンパンになり、最後には上部が破裂して勝手に水があふれる場合のある物があることです。
規定のラインまで水がたまりきった除湿剤の容器は放置せずにこまめに交換するか処分しましょう。