スポイチ編集長日誌

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怖いから違法銃はスルーしますとよ

日本でも趣味で銃を持てるようにしておくべきか 銃管理のあるべき姿とは(ニュース畑) - goo ニュース

叩きやすいところから叩く。これは基本である。

当初の予想通り、背後に物騒な方々が居ないと見るやカサにかかるマスコミは、今頃になってようやく「銃の恐怖~」だの「日本も銃社会になった~」などと元気に歌い出している。

遅いんだよ。

長崎市長射殺事件や、愛知の周辺者立てこもりや、入院患者人違い射殺の時の報道ぶりとは全く異なる現在の奇態こそ、まさしく1994-5年の”反銃社会キャンペーン”の再現そのものだ。
ヤクザの銃より民間に許可されている銃のほうが多くて危険だとか、やっぱり今回も、ヤクザ・右翼の違法銃はスルーしますですかそうですか。

もともとその存在をちらつかせることによって誰かを脅す、さらに脅しが効かないときには背後から撃ち殺す、あるいは対立組織のタマをとるために暴力組織が非合法に蓄積した銃(特にけん銃)と合法銃とをいっしょくたにして論じ、そして途中から(なぜか)ヤクザ・右翼の違法銃器は話題から消えてしまうのであった。見事見事。ちゃんちゃん。
背後にヤクザとか右翼が居ないと本当に元気いいよねマスコミって。

ま、日本独特の法体系として、近距離では最も危険な散弾銃のほうがライフルよりも許可がとりやすいなんてのはおかしいし、そもそも狭い日本では危険範囲が無駄に長い銃は要らないとは思う。
だがヤクザやヤクザの周辺者に一般人が撃ち殺されても、ビビッてアウトローの持つ違法銃器を徹底的に取り締まれということはあまり言わないくせに、年に一回あるかないかの合法銃の事件になるとカマトトぶって大騒ぎする人々は現象としてはなかなかおもしろいと思う。
ちょい小金持ちのブルジョア系自営業の家に銃ゾロゾロとか、厨房にネズミGゾロゾロなんて割と普通なのに、それが目の前に現れた途端、「銃社会の恐怖!」とか、「もう牛丼もチキンも食えねー」ってどんだけカマトトなんだよ。

いつもマスコミは「市民が市民が~」としきりと言うが、どう見ても市民じゃねえだろ事件起こしてるヤツラは。

そもそも、法の問題を言うのなら、最近の派遣や年金その他の問題に見られる構図と同じく、

法律があっても作りっぱなしだから、適正に運用されていない
ことと、
法律の運用においても人治や恣意がまかり通っている
ということにつきるのだが。

その証拠に、銃砲所持許可は「イナカでは割と甘く、逆に首都圏では厳しく、また愛知や千葉などの”教育先進地域”(笑)では極度に厳しい」などということが公然と言われてきた。

銃所持許可の問題に限らず、最近は某姉歯事件の影響で、建築基準法による運用面での規制が極端に厳しくなり、建築申請書類が通らずに家が建てられないという現象が起きているという。
おかげで新築住宅の着工件数は大幅に落ち込み、特に木造三階建て住宅とそのベンダーは壊滅的打撃を受けているという。これは人工的に起こされた不況状態ともいえる。
この人為的な不況を、コンサルタント木村剛氏は「コンプライアンス不況」と名づけている。

姉歯事件という、”規制の無視”への対処として、「コンプライアンス」「法令遵守」「法規制」という枷をガチガチに締め直した結果、今度は病的なまでの規制が、人工的な不況をひき起こしてしまっていると言えそうだ。
これも日本人の得意技である、「極端から極端へ」と振り子を動かしすぎたゆえの悲喜劇の一つだろう。

ところが住宅着工が伸び悩んでいると言われる中、俺の家の近所では、何をしているかもよく分からないドラ息子、いやドラ旦那か?が木造三階建てを新築した。別に木造三階建ての建築申請がことごとくペンディングになっているわけではないのだろうが、一体どんな裏ワザを使ったのか。

「普通に考えて、どう考えても家なんか建てられるわけがないようなヤツが家を新築」
とか、
「普通に考えて、どう考えても車なんか買えるわけがないようなヤツが高級新車をゲット」
とか、
「普通に考えて、どう考えても所持許可なんか下りないようなヤツが散弾銃ゲット」
とか、ありえねえ事が多すぎるのはなんでなんだぜ?

まあ、その答えは消費者金融に加えて有力者のコネだとかZ枠とかB枠とか大声+関西弁+チョーソー系組織による側面支援とかになるのだろう。

思い詰めるほどの価値も無い。もはや。